| 委員会役職 | 氏名 | 所属企業 | 会社役職 |
| 担当副会長 | 山口 昌紀 | 近畿日本鉄道 | 会長 |
| 委員長 | 安部 正一 | 住友倉庫 | 社長 |
| 関空担当委員長 | 亘 信二 | 南海電気鉄道 | 社長兼COO |
| 物流担当委員長 | 福島 伸一 | 関西国際空港 | 社長 |
| リニア担当委員長 | 辻 卓史 | 鴻池運輸 | 会長 |
| 副委員長 | 黒田 晶志 | 大阪ガス | 副社長 |
| 副委員長 | 藤原 崇起 | 阪神電気鉄道 | 社長 |
【テーマ】
関西の広域交通物流基盤に関する当会の役割は、関空や阪神港の国際拠点としての位置づけを求める段階から、関西広域連合の発足を契機として、これらの国際拠点を有効に活用する方策および産業や地域の発展戦略を地域自らが立案、実施する道を拓く段階に移行しつつある。
また、東日本大震災を受けて、政治・経済における諸機能のリダンダンシー確保の重要性が再認識され、災害に強い国土形成に資する広域交通物流基盤のあり方の議論を深める必要性が高まった。
当委員会は、こうした2つの視点から、陸海空の総合的な国際物流機能とインバウンド機能の強化とともに、広域交通物流基盤の一体的な整備・運営を目指して、下記の重点課題に最注力して取り組むこととする。
【重点課題】
(1) 関西の広域交通物流基盤の強化(関空のハブ機能強化、関空・阪神港を活用した国際物流効率化、高速道路ミッシングリンクの解消、北陸新幹線の整備促進、リニア中央新幹線の大阪開業早期化、関西版ポート・オーソリティ構想の実現)
(2) 関西の広域交通物流の将来像研究(アジアの中の関西のポジショニングと関空・阪神港など国際拠点港の役割、災害に強い国土形成と高速道路や新幹線など広域交通物流基盤のあり方)
(1) 陸海空の国際物流機能とインバウンド機能の強化を目指した関係諸団体との連携活動の展開
関西の高速道路、国際港湾や国際空港、新幹線など広域交通物流基盤の強化と、それらを活用した国際物流効率化やインバウンド促進に向け、国際物流戦略チーム、京阪神高速道路整備促進協議会、阪神港国際コンテナ戦略港湾促進協議会、関西国際空港全体構想促進協議会などの関係諸団体、都市創造・観光委員会など関連委員会との連携した活動を展開する。
(2) リニア中央新幹線の大阪開業早期化に向けた働きかけ
リニア中央新幹線の整備構想は、2027年の名古屋開業に対して大阪開業は18年後の2045年が見込まれており、将来的に関西及び西日本全体の活性化を阻害することも危惧される。そこで、委員会に設置した「リニア中央新幹線研究会」において、大阪までの全線一斉開業の実現を目的とした調査・研究を行うとともに、関係機関と連携した広報・機運醸成の活動、国や関係先への提言・要望を行う。
(3) 「関西版ポート・オーソリティ構想」の実現に向けた働きかけ
昨年度、関西版ポート・オーソリティ研究会が提言した「関西広域連合が関西の一元的なオーソリティとして事業会社と連携し、広域交通・物流基盤を一体的に整備・運営するポート・オーソリティ機能を担う」ことを目指し、地方分権委員会とも連携しつつ、関西広域連合とともに具体化に至るプロセスや各段階での課題を検討し、関連する地方公共団体や国に実現を働きかける。
(4)関西の広域交通物流の将来像研究
国際物流および国際旅客輸送の世界の潮流や近隣諸国の情勢などの現状を分析し、アジアの中での関西のポジショニングや関空、阪神港の目指すべき方向性を検討する。また、災害に強い国土形成の観点から、高速道路や新幹線などの国内ネットワークも含めた広域交通物流の将来像を研究する。