トップページ > 関経連からの発信 > 会長コメント > 2008年度予算 財務省原案に関するコメント

会長コメント

2008年度予算 財務省原案に関するコメント

2007/12/21
2007年12月20日

2008年度予算 財務省原案に関するコメント


(社)関西経済連合会
 会 長 下妻 博


1.歳入面では、今年度当初予算比で大幅な税収増が見込めない中で、地方間格差是正対策を背景とした地方交付税増加や、社会保障の自然増などによる歳出増加を織り込んだ結果、基礎的財政収支の赤字幅が悪化した訳であるが、引き続き、財政健全化路線は堅持してもらいたい。



2.新規国債発行額は前年より微減となったものの、国・地方合わせた長期債務残高は大きく、楽観できない。引き続き、無駄を排した「効率的で小さな」政府 を目指し、徹底した歳出の見直しを進めるとともに、経済活力向上と企業の国際競争力強化に資する税財政の展開を期待したい。



3.関空の2期事業推進と経営基盤の確立に向けて、2期島の物流関連施設整備予算、関空会社補給金、連絡橋売却による道路通行料金引き下げに必要な予算が 講じられたことは喜ばしい。特に、連絡橋通行料金の引き下げは、物流関係をはじめ、関空の集客・利用促進に大きなメリットがあり、今般の措置を高く評価し たい。残念ながら、2期用地造成の無利子資金是正に関する予算計上が見送られたが、残額について来年度以降に確実に措置されるようお願いしたい。今後にお いては、残る用地造成の早期完了、関空会社の財務構造の抜本的改善措置の実現をお願いしていきたい。



4.けいはんな学研都市については、国立国会図書館関西館や、「私のしごと館」などに関する所要の予算が引き続き認められ、学研都市の発展につながるもの と期待している。また、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)への予算の優先配分など、新産業創出基盤強化のための施策の学研都市での展開をお願いしたい。


以上