都心に残された最後の一等地であるうめきた(大阪駅北地区)開発については、将来の関西の発展にかかわる重要プロジェクトとして官民連携の下、世界に誇りうる魅力的なまちづくりを推進しています。
2013年3月竣工を目指し、2010年3月31日、開発事業者12社により建築工事に着手しました。先行開発区域の中核となる「ナレッジ・キャピタル」(未来の知的創造拠点)については、2009年4月、開発事業者12社によりその施設の活動を統括し、牽引していく(株)ナレッジ・キャピタル・マネジメント(KMO)を設立しました。
ナレッジ・キャピタルは、世界中から企業、研究者、クリエイター等多様な人々が結集し、ロボットテクノロジーやユビキタス・ITなどの「技術」とアートやデザイン、文化などの「感性」を融合させることにより、豊かな未来生活を目指し、新たな知的価値を創造する複合施設。KMOでは、ナレッジサロンなど施設の機能や運営方法に関して具体的に検討を進めています。当会は先行開発区域の事業推進ならびにナレッジ・キャピタル機能の実現に向けた推進・支援を行っています。
2期開発区域(約17ha)については、産学官で構成する「大阪駅北地区まちづくり推進協議会」(協議会)により2009年7月、2期開発の中核機能と都市空間形成の指針となる「大阪駅北地区2期開発ビジョン」を公表しました。2期開発ビジョンの基本的考え方は、地球規模の環境に取り組む「グリーン・アース」と身近な環境に取り組む「アンビエント・ライフ・スタイル」をキーワードに世界をリードする「環境先進地域・関西」の都市型環境拠点の形成を目指そうというものです。2009年9月には、協議会傘下に「2期開発ナレッジ・キャピタル企画委員会」を立ち上げ、2期ナレッジ・キャピタルの実現に向けた取り組みを検討し、2010年7月の協議会で報告書が承認されました。当会は協議会事務局の一員として、2期開発ビジョンのさらなる具体化を 進めていきます。
当会ではJR大阪駅を中心に半径約1kmの円に含まれる範囲を大梅田と位置づけ、今後、関西の玄関口にふさわしい格をそなえたまちとするため、地権者、住民、開発事業者が共有できる中長期のまち全体として目指す方向性や基本的な都市ビジョンを描き、大梅田グランドデザインとしてとりまとめ、2008年7月に提言しました。当会としては、大梅田グランドデザイン実現に向けた連携や支援活動を進めています。