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戦略経営計画「FUSION25」において重点戦略テーマの一つとして「ダイバーシティマネジメントの深化による人材力強化」を位置づけ

業務用機械器具製造業

ダイキン工業

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  • 経営計画の中で「ダイバーシティマネジメントの深化による人材力強化」を重点戦略テーマの一つに位置づけ

導入理由

近年、経済・産業・社会の構造が大きく変化するなか、その変化をチャンスと捉え、当社の持続的な成長発展につなげていくために戦略経営計画「FUSION25」を策定、成長に資するテーマの一つとして「ダイバーシティマネジメントの深化による人材力強化」を掲げた。

内容

  • 2021年6月に、21年度から25年度までの戦略経営計画「FUSION25」を策定。この中で経営基盤強化5テーマとして、「技術開発力の強化」「強靭なサプライチェーンの構築」「変革を支えるデジタル化の推進」「市場価値形成・アドボカシー活動の強化」と共に「ダイバーシティマネジメントの深化による人材力強化」を設定している。
  • 詳細として、当社の成長・発展の基盤である「人を基軸に置く経営」をベースとする企業文化、組織のDNAを、時代の変化に合わせさらに磨きをかけ、グループ全体に徹底・浸透をはかること、世界中で活躍する一人ひとりが、多様な個性、無限の可能性を最大限に発揮し成長できる人事施策を展開することを記載。
  • 「FUSION25」の中に人事本部での戦略も定められており、その中で「当社流の成果主義を加速する資格・評価制度への見直し」「思い切った抜擢や個別・例外管理の拡大」など「変化に柔軟に対応する強靭性(レジリエンス)を備えた人事制度/人事施策への変革」が掲げられている。
  • さらに、2024年、創業100周年を迎えた機会に、これからのさらなる成長発展を支える経営の基本となる考え方として、「グループ経営理念」の見直しを行った。今後、当社グループの経営方針や経営計画は、経営理念に沿って策定される。この経営理念の第6章に「"人を基軸におく経営"を実践し、挑戦するチャンスにあふれ、社員が挑戦・成長し続けられる環境を提供する」「ダイバーシティ経営を推進し、一人ひとりの個性をいかす」と明記された。

効果

  • 戦略経営計画にとどまらず、その前提となる経営の基本となる考え方を記した「グループ経営理念」に「ダイバーシティ経営を推進する」と明記されたことにより、経営戦略として一人ひとりの活躍を推進し、組織全体の人材力強化につなげていくというトップのゆるぎない意思を発信できた。
  • 経営戦略として一人ひとりの活躍を推進し、組織全体の人材力強化につなげていく意思発信ができた。
  • 「年齢に関わらずあらゆる層一人ひとりが挑戦・成長し、能力を発揮してより活躍し続けられる環境の実現」として、人事・処遇制度の見直し、定年延長を実行した。