
6月10日(火)、D&I専門委員会は、奈良女子大学 工学部 非常勤講師、竹本教育研究所 代表の竹本 三保 氏を講師に迎え、「ミッションを果たすために必要なこと~異業種のリーダーシップとチームづくり~」と題した講演会を開催し、オンライン参加を含め70名が参加した。 講演会では、海上自衛官や校長としての経験をふまえ、「組織が異なっても、ミッションを分析しビジョンを描くことや、トップの権限及び情報を活かすこと、決断をしてすべてに責任を持つこと、細心に準備し大胆に実施することなどが、組織のリーダーのやりがいとして共通している」と述べた。また、成熟社会の中では、周囲と信頼関係を築き、部下の自主性を尊重するとともに、協力しながら目標を達成する「支援型リーダー」が求められる、とも指摘した。
【講演要旨】
- 女性のキャリア形成を阻む要因の一つとして、「管理職をめざしたくない」という女性自身の意識がある。
- 組織のリーダーとして覚悟を決めることや危機管理意識を持つこと、統率力を磨くことなどが求められる。加えて、第一線に出て行動するパイオニア精神を持ち、リーダーを続けることが重要。それがやりがいの実感につながる。
- 組織ごとに特色がある。それを把握した上で、リーダーとしてマネジメントすることが組織運営を上手く行うためには重要。