1. Home
  2. Topics
  3. 第13回女性のエンパワーメント交流会を開催
Topics
2026.8.7 女性のエンパワーメント交流会

第13回女性のエンパワーメント交流会を開催

第13回女性のエンパワーメント交流会を開催

 8月7日(金)、女性のエンパワーメント交流会を開催、会員企業から女性の役員や部長など40名が参加した。梅乃宿酒造代表取締役社長の吉田佳代氏による講演の後、柿原アツ子D&I専門委員長のファシリテートのもと、質疑応答・意見交換を行った。

 吉田氏は、新たな挑戦を重ねてきた梅乃宿酒造の歩みと自身のキャリアを紹介。「現状維持は落ちるだけ」と述べ、変化を恐れず挑戦し続ける重要性を語った。また、仕事や子育てなどの自身の経験を振り返り、「自分で決めることが大事」と強調。自ら決断し、行動することで、自分の強みを生かしていくことの大切さを伝えた。

 意見交換では、変化に挑戦する組織づくりやリーダーとしての意思決定などについて、活発な質疑応答が行われた。

第11回女性のエンパワーメント交流会を開催

【講演要旨】

  • 梅乃宿酒造では、日本酒業界を取り巻く環境が変化するなか、リキュールの開発や海外展開など新たな取り組みを進めてきた。リキュールへの参入当初は業界内から否定的な意見もあったが、顧客の反応を信じて取り組みを続けた結果、数年で業界の「当たり前」が変わった。「新しい酒文化を創造する」というパーパスのもと、現在も新たな挑戦を続けている。
  • 家業に戻った当初は、「経営者の娘だからできて当然」と思われていると感じ、自分自身に大きなプレッシャーをかけていた。そのことに気づいてからは、過去を受け入れ、自分がこれからどう動くかを考えるようになった。
  • 生後6カ月の子どもを育てながら社長に就任し、その後、社長業をしながら第2子を出産。周囲の協力を得ながら仕事と子育てを両立してきた。自身のさまざまな経験を振り返り、「自分で決めること」の大切さを強調。リーダーが決めなければ周囲も次に進むことができない。自ら決めることで責任も生じるが、その後どうするかを考え、次の行動につなげることが重要。

【質疑応答・意見交換】

さまざまなことを決める際に、大切にしている判断軸は何か。また、「早く決める」ために意識していることはあるか。
会社のことであれば、「会社にとってベストかどうか」を判断基準としている。誰かの機嫌などを気にした判断になっていないかを意識し、それでも分からない場合は、自分がワクワクする方を選ぶ。また、時間をかけて考えても最初の判断と同じ結論になることが多いため、まず決めて早くスタートし、違えば切り替える方が、成果にも早くつながると考えている。
先代がイギリス人の蔵人を採用するなど、当時としては先進的な取り組みを進めた背景には、どのような考えがあったのか。
父自身が酒蔵に養子として入った「よそ者」であり、そうした立場だったからこそ、前例にとらわれず、新しいことに挑戦できたのではないか。私自身も、女性など組織や業界の中でマイノリティである人の方が、新しいことに挑戦しやすい面があるのではないかと考えている。