経済人

2024年7月

談論風発
巻頭インタビュー
健康増進を応援、リスクを減らし豊かな長寿社会を実現する
橋本 雅博(住友生命保険 取締役会長)
関経連NOW
特集1
くるぞ、万博!~会場コンテンツも続々決定~

開幕まで300日を切った2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)。夢洲では会場の建設工事が着々と進み、シンボルとなる「大屋根リング」に加え、一部のパビリオン、各種施設がその姿を現し始めている。一方、各パビリオンの展示や、万博のコンセプト 「未来社会の実験場」を具現化する 「未来社会ショーケース事業」についても内容の詰めの検討や準備が進められている。さらに、会期中の催事スケジュールも順次発表され――、と、万博で体験できるコンテンツが徐々に明らかになるにつれ、期待も高まるばかりである。今号では、 関経連会員企業の機運醸成・出展に関する取り組みを中心に、開幕に向け着実に準備が進む万博の現状を紹介する。

CloseUp
特集2
米国派遣プログラム2024~サステナブル社会に向けた新事業創造~

当会では、駐大阪・神戸米国総領事館との共同事業として、関西企業で活躍する中堅リーダーを米国に派遣する研修プログラムを2011年度に立ち上げた。最初の3年間は 「起業家精神を涵養する」 をテーマに、2014年度から2023年度は 「女性のエンパワメント」 をテーマにこれまで計10回の研修を実施してきた。コロナ禍を経て企業の持続的な成長への関心が一層高まるなかで、サステナビリティの視点を入れた事業の構築が重要となっていることをふまえ、今年度からは 「サステナブル社会に向けた新事業創造」 をテーマに、プログラムは新たなスタートを切った。