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会長コメント

国交省概算要求における関空への補給金増額に関するコメント

2009/08/31

社団法人 関西経済連合会
会長 下 妻  博


まずは、概算要求に踏み切られた国土交通大臣の英断に敬意を表する。過大な有利子債務に対する金利負担が軽減されれば、着陸料引き下げなどの競争力強化策を講じる余力が生まれる。予算化に向けて、次は、財務大臣の英断に期待したい。

関空会社と関西国際空港全体構想促進協議会(促進協)の双方から、新規就航や増便、路線維持に資する促進制度の拡充が発表されたが、経済界としても、地元一丸となった関空の利用促進に努める。

関空が仁川などのライバル空港と競い合っていくためには、低コスト戦略の継続が必要であり、そのためには、国費による債務削減による財務構造の抜本的な改善が不可欠だ。