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会長コメント

2026年度政府予算案の閣議決定に関するコメント

2025/12/26
公益社団法人関西経済連合会
会長  松 本 正 義



   

 本日、2026年度予算案が閣議決定された。

 先般成立した補正予算と一体で、「強い経済」の実現に向けた投資を強力に後押しし、高市内閣が掲げる17の戦略分野における官民連携投資を促進するものとして、経済界としても心強く感じるところである。他方、予算規模は国債費とともに過去最大であり、より一層のワイズスペンディングの徹底や、金利や為替動向への目配りをしつつ市場からの信認維持をあわせてお願いしたい。

 個別項目では、万博レガシーに関する予算として盛り込まれた関西広域観光を支援する予算が、幅広い周遊の促進に弾みをつけることを期待している。

 経済界としても、付加価値を創出する主体として積極的な投資を行い、経済成長を牽引していく所存である。そして、適正な価格転嫁や力強い賃上げの流れの継続を通じ、経済・社会の発展に貢献していきたい。

以  上