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2024年度

2024.07.23

日本経済団体連合会との懇談会

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 7月11日(木)、日本経済団体連合会との懇談会を大阪市内にて開催し、関経連からは松本正義会長をはじめ14名が、経団連からは十倉雅和会長をはじめ14名が出席した。
 冒頭、松本会長から、マルチステークホルダー資本主義に基づくコーポレートガバナンスのあり方などについて発言があったほか、開催が間近に迫った2025年大阪・関西万博に向け、機運醸成と前売り入場券の販売促進に経済界が一体となって取り組むことの重要性が強調された。
 その後の意見交換では、「GX・エネルギー政策」「DXの推進」「日中関係の強化」「コーポレートガバナンスの推進」といったテーマを中心に議論が交わされた。

2024.07.23

科学技術・産業振興委員会福島視察会

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 7月11日(木)~12日(金)、科学技術・産業振興委員会では福島視察会を実施、牧村実委員長を含む計14名が参加した。
 本視察会では、東日本大震災によって失われた浜通り地域などにおいて新たな産業基盤の構築をめざす国家プロジェクト「福島イノベーション・コースト構想」の重点分野に関連する施設である、ふくしま医療機器開発支援センターや福島再生可能エネルギー研究所、福島ロボットテストフィールド、福島県に進出している企業の工場などを視察し、意見交換を行った。
 また、浜通り地域に拠点を置くスタートアップ企業等との交流会も実施し、福島で操業するにあたってのメリットやこれからの事業展開などについて、参加者同士で積極的に意見が交わされた。

2024.07.23

グローバル人材活用運営協議会定時総会

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 7月9日(火)、グローバル人材活用運営協議会 (以下、協議会) *は定時総会を開催、稲付嘉明会長(労働政策委員会副委員長・D&I専門委員会副委員長・カワソーテクセル社長)をはじめ、大学や行政機関等から33名が参加した。
 総会では、2023年度事業活動報告をはじめ、2024年度事業計画案、玉置久 神戸大学理事・副学長の副会長就任に関する議案がそれぞれ承認された。
 協議会は今年度、留学生の日本企業での活躍をめぐる課題等について議論すべく、「外国人材に関する企業と大学との意見交換会」を関経連D&I専門委員会との共催にて実施する予定となっている。今回の総会では、同意見交換会の開催に向けた意見交換も行い、就職活動の早期化による学業との両立に係る問題や、日本独特の新卒一括採用に関する課題等について議論が交わされた。

*2013年、労働政策委員会のもとに設置

2024.07.23

評議員会を開催

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 7月8日(月)、評議員会を開催、BNPパリバ証券経済調査本部長の河野龍太郎チーフエコノミストを講師に迎え、「グローバル金融経済の行方」と題した講演をいただいた。
 講師は、昨今の世界的なインフレの主な原因は、コロナ禍を契機とする大規模な財政・金融緩和とその長期化であると述べた。また、米国では堅調な景気のもとで利下げが遅れていることや、次の大統領選挙でトランプ氏が再選した場合、インフレが一層進む可能性があることを指摘した。
 他方、わが国では、労働力の需給ギャップがタイト化しているため、大企業では2025年も高い賃上げが続くと予測した。ただし、円安インフレにより消費は停滞が続いており、積極的な利上げや円安是正の取り組みが求められると言及した。

2024.07.16

科学技術・産業振興委員会講演会

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 7月1日(木)、科学技術・産業振興委員会では、文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課人材政策推進室長の高見暁子氏を講師に迎え、「博士人材の活躍促進に向けて」と題した講演会を開催し、オンライン参加を含む約50名が参加した。
 講演では、博士人材の生産性や採用満足度の高さなどを示したデータをふまえ、企業における博士人材活用の重要性が示唆されたほか、本年3月に文部科学省が取りまとめた「博士人材活躍プラン~博士をとろう~」*をはじめとする国の施策が紹介された。参加者からは、就職後の博士号取得を促進する仕組みづくりや博士人材の文系・理系での置かれている状況の差などについて質問が上がった。
 最後に講師は、参加者に向けて企業で活躍する博士人材のロールモデルに関する情報提供などへの協力を呼びかけた。

*「博士人材活躍プラン~博士をとろう~」の詳細はこちら


2024.07.09

アスリート派遣事業によるバスケットボールクリニック

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 6月29日(土)、相楽東部広域連合主催により、京都府の相楽東部広域連合立和束中学校にてバスケットボールクリニック*が実施された。同クリニックは、当会のアスリート派遣事業に賛同するプロバスケットボールチーム「バンビシャス奈良」から講師を招いて実現したものである。
 相楽東部広域連合は、子どもたちにスポーツの楽しさを体感してもらうため、当会のアスリート派遣事業を活用した取り組みを行っている。今回のバスケットボールクリニックには中学生約40名が参加した。
 参加した子どもたちは、トップアスリート指導のもと、競技技術を学ぶとともにバスケットボールを楽しんだ。

*プロのスポーツ選手やコーチから集中的に指導を受け、競技に関する個人の課題や弱点に対して「治療」や「改善」を行う場

2024.07.09

地球環境・エネルギー委員会講演会

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 6月26日(水)、地球環境・エネルギー委員会では、日本エネルギー経済研究所専務理事・首席研究員の小山堅氏を講師に迎え、「国際エネルギー情勢と日本の課題」と題した講演会を開催した。
 講師は、ウクライナ危機をはじめとする地政学リスクの高まりや、脱炭素化に係るエネルギーコストの上昇等について解説した上で、カーボンニュートラルの実現にはクリーンエネルギーのコスト削減等が不可欠であると指摘した。
 さらに、世界情勢が不安定な状況下では、国内外の情勢に柔軟かつ戦略的に対応可能な国家戦略の重要性が高まっているとして、S+3E同時達成に向けて政府が取り組むべき課題や、次期エネルギー基本計画策定にあたっての重要なポイントについて説明があった。

2024.07.09

第3回「関西広域データ利活用 官民研究会」を開催

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 6月24日(月)、関西広域連合とともに第3回「関西広域データ利活用 官民研究会」を開催した。
 研究会では、自治体からの関心が特に高い「観光」「交通」「人口減少・子育て」「空き家」の各分野について、西尾信彦 立命館大学情報理工学部教授のファシリテートのもと、17府県市および2団体と意見交換を行った。そのなかで、観光客が利用した地域通貨の履歴データなどを活用し、行政区を越えてマーケティング課題を解決する「海の京都DMO」での取り組みや、和歌山県における行政データを用いた空き家分布推定モデルを構築する取り組みについて事例紹介があった。研究会に参加した自治体担当者らは、それぞれが抱える課題をあげ、関西広域で連携して解決すべき課題について活発な議論を交わした。
 引き続き自治体との意見交換を重ねるとともに、企業との連携をはかるべく企業側のニーズも引き出し、官民連携による取り組みを進めていく。

2024.07.09

評議員会を開催

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 6月24日(月)、評議員会を開催、太田記念美術館主席学芸員の日野原健司氏を講師に迎え、「世界を魅了した浮世絵の世界」と題した講演が行われた。
 講師は、浮世絵には肉筆画と版画の2つの形式があり、肉筆画は絵師が直筆で描いた一点ものである一方、版画は制作責任者である版元が企画し、絵師や彫師、摺師による分業体制で安価かつ大量に制作されたものであるため、多くの庶民が気軽に入手できるものだったと説明した。
 また、浮世絵は江戸時代後半に海外へ大量に持ち出されたが、結果としてモネやゴッホをはじめとする西洋の画家たちに影響を与えただけでなく、関東大震災や東京大空襲による消失も免れ、今日の世界的な評価を確立するに至ったと解説した。

2024.07.09

アスリート派遣事業による柔道教室

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 6月23日(日)、三田市柔道協会主催により、三田学園中学校・高等学校にて柔道教室が実施された。同教室は、当会のアスリート派遣事業に賛同する日本製鉄の協力により、日本製鉄柔道部を講師に招いて実現したものである。
 三田市柔道協会では、トップアスリートによる指導を通じて子どもたちにスポーツの楽しさを体感してもらうため、当会のアスリート派遣事業を活用した取り組みを行っている。今回の柔道教室には、三田市および近隣市から小中高生約70名が参加した。
 参加した子どもたちは、トップアスリート指導のもと、競技技術を学ぶとともに柔道を楽しんだ。

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