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2025年度

2025.07.01

2025年大阪・関西万博 ドイツ・ナショナルデー公式行事

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 6月20日(金)、2025年大阪・関西万博の会場で開催された「ドイツ・ナショナルデー」公式行事に松本正義会長が出席した。
 はじめに、ナショナルデーに合わせて来日したフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー ドイツ連邦共和国大統領との表敬・会談が行われた。そのなかで松本会長は、同国が気候変動問題をはじめとする諸課題に優れた技術力と強い意志をもって取り組んでいる点に言及したほか、「世界がさまざまな分断の危機に直面するなか、この万博が世界の平和と協調に寄与する機会となるよう願っている」と述べた。
 続く式典で、シュタインマイヤー大統領は「日独両国は多くの共通点を持ち、価値観を共有している。ドイツにとって日本は非常に重要な国であり、イノベーション等、さまざまな分野で連携をはかりたい」と述べた。

2025.07.01

セミナー「丹波の森を通じて考える 企業による木材活用とCSR」

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 6月20日(金)、「あっちこっち関西・イノベーションプロジェクト」の一環として、兵庫県丹波県民局とともに「丹波の森を通じて考える 企業による木材活用とCSR ~一般社団法人丹波森林LSCを通じてできること~」と題したセミナーを大阪市内の「大阪ガス集合実験住宅NEXT21」にて開催、約30名が参加した。
 セミナーでは、「丹波地域の森づくり」をテーマに、丹波地域の林業関係者、製材所経営者、建築士らが森の保全や国産木材の積極活用について説明したほか、5月に設立した「丹波森林LSC」の今後の取り組みを紹介した。
 その後、会場である大阪ガス集合実験住宅NEXT21の施設見学を行った。

2025.06.24

D&I専門委員会 講演会を開催

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 6月10日(火)、D&I専門委員会は、奈良女子大学工学部非常勤講師、竹本教育研究所代表の竹本三保氏を講師に迎え、「ミッションを果たすために必要なこと~異業種のリーダーシップとチームづくり~」と題した講演会を開催し、オンライン参加を含め70名が参加した。
 講師は、海上自衛隊での部隊指揮官や公立高校の校長としての経験をふまえ、「組織が異なっても、ミッションを分析しビジョンを描くこと、トップの権限や情報を活用すること、すべての決断に責任を持つこと、細心の準備のもとで大胆に行動することなどは、リーダーとしてのやりがいであり、共通する要素である」と述べた。
 また、成熟社会においては、周囲との信頼関係を築き、部下の自主性を尊重しつつ、協力して目標を達成する「支援型リーダー」が求められるとも指摘した。

2025.06.24

評議員会を開催

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 6月9日(月)、評議員会を開催、中央大学文学部の鈴木俊幸教授を講師に迎え、「蔦屋重三郎の経営哲学を考える」と題した講演をいただいた。
 講師は、江戸時代の出版業者である蔦屋重三郎が、吉原で生まれ育った背景を生かし吉原のガイドブック『吉原細見』を制作したこと、狂歌本・戯作・浮世絵などの出版を通じて、江戸の出版界において圧倒的な存在感を示したことを紹介した。
 また、蔦屋が出版物を単なる利益追求の手段としてではなく、広告媒体として活用していた点を強調し、吉原の情報を盛り込んだ書籍の制作や広告記事の挿入によって出版物そのものが蔦屋の宣伝となる仕組みを構築し、自身の名を広く流通させることで、「蔦屋ブランド」を確立することに成功したと説明した。

2025.06.24

アスリート派遣事業による卓球教室

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 6月8日(日)、大阪府箕面市の関西電力総合運動場体育館にて卓球教室を開催した。同教室は、当会のアスリート派遣事業に賛同する日本生命保険の協力により、Tリーグ*に所属する日本生命レッドエルフの選手を講師に招いて実現したものである。
 当日は、近隣エリアから約60名の子どもたちが参加し、アスリートによる指導のもと、基礎練習に加え、プロさながらの実戦練習にも取り組んだ。
 また、2027年に関西で開催される「ワールドマスターズゲームズ2027関西大会」のノベルティを参加者に配布し、関西大会への参加・観覧を呼びかけた。

*日本の卓球プロリーグ

2025.06.17

科学技術・産業振興委員会講演会

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 6月2日(月)、科学技術・産業振興委員会では、「産業用ロボットの安全性と生産性の向上」と題した講演会を開催。講師には日本認証代表取締役社長の赤松浩二氏、カワソーテクセル堺工場工場長の浦川佳寿彦氏、三菱電機機器事業部ロボット・センサ部Chief Expertの武原純二氏を迎え、オンライン含め約60名が参加した。
 赤松氏は、人と機械が協調して安全を確保する考え方「協調安全/Safety2.0」やウェルビーイング経営の重要性について解説。あわせて、7月16日から19日まで2025年大阪・関西万博会場およびインテックス大阪で開催されるイベント「未来への贈り物 80億人の安全、健康、ウェルビーイング*」を紹介した。 
 また、浦川氏からは製造現場での運搬ロスを減らす活動や、生産ラインにおけるデジタル化の取り組みについて、武原氏からは生産性・安全性向上に資する産業用ロボット導入にあたっての考えや工夫についてそれぞれ説明があった。

*GISHW(Global Initiative for Safety, Health & Well-being at EXPO2025)「未来への贈り物 80億人の安全、健康、ウェルビーイング」

2025.06.10

経済財政委員会講演会

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 5月26日(月)、経済財政委員会では、一橋大学大学院経済学研究科の佐藤主光教授を講師に迎え、「税と社会保障の一体改革に向けて必要な環境整備とは」と題した講演会を開催した。
 講演では、わが国の財政と社会保障の現状が解説されたほか、経済学者と国民との間で財政赤字の原因に対する認識にギャップが生じていることを示すアンケート調査の結果が紹介された。その上で、「給付と負担の見える化」や、セーフティネットが手薄なワーキング・プアの自立を支援する仕組みなどが、「社会保障と税の一体改革」の方向性として示された。
 加えて、応能負担を徹底するために必要な所得情報を把握する仕組みや、省庁の枠を越えて議論する場の創出など、一連の改革を進めるための環境整備の必要性が強調された。

2025.06.03

第5回DX-Dojoを開催

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 5月23日(金)、第5回DX-Dojoをメンバーシップ部会とともに開催、オンライン視聴を含む計34名が参加した。DX-Dojoは、DX推進における課題や取り組みについてディスカッションすることで、経営層の意識啓発および企業間連携の促進等をめざすものである。
 はじめに、DX先進企業事例としてコマツ株式会社の小松智代表取締役が講演を行い、続いて水田響 DX委員会副委員長をファシリテーターとして、参加者によるディスカッションを実施した。
 参加者からは、「講演では、普段接する機会の少ない社長の視点から語られる産学連携の取り組みについて知ることができた。また、新たな取り組みを始める上での行動力の重要性や、社内に存在するハードルをどのように乗り越えていくかなどについての話も聞くことができ、非常に参考になった」との声が上がった。

2025.06.03

西日本経済協議会 構成団体トップによる万博視察会

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 5月23日(金)、西日本経済協議会を構成する北陸、中部、関西、中国、四国、九州の6経済連合会の会長による2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の視察会を実施し、当会からは松本正義会長が参加した。
 当日は、大屋根リングの上から会場全体を見渡した後、4つの国内パビリオンおよび2つの海外パビリオンを視察した。
 各パビリオンでは、館長やスタッフから詳細な説明を受け、全国的な機運醸成に取り組んできた各地経済連合会が万博の展示内容などについて理解を深める貴重な機会となった。

2025.06.03

ジョージ・グラス 駐日米国大使との懇談

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 5月22日(木)、ジョージ・グラス 駐日米国大使との懇談を実施し、当会からは松本正義会長をはじめ、国際委員会の鈴木博之委員長、十時憲司副委員長が出席した。
 冒頭、松本会長は大使着任に対する祝辞を述べたほか、当会の活動や関西経済の特徴について紹介した。
 続いて、昨今の日米間の重要課題である関税交渉について議論を交わし、松本会長は「日米双方の立場はあるが、両国は最も重要なパートナーであり、対話を重ねてよい解決策を導いていただきたい」と述べた。
 グラス大使も熱心に意見交換に加わり、今後の米国および日本・関西の発展に向けた貴重な機会となった。

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