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2025年度
DX促進セミナー~デジタル技術の導入事例から学ぶ~

3月18日(火)、関西広域産業共創プラットフォーム(以下、プラットフォーム)の協力のもと、「DX促進セミナー~デジタル技術の導入事例から学ぶ~」を開催、約40名が参加した。
はじめに、プラットフォームの伊藤順司統括ディレクターが事業概要などを紹介。続いて、徳島県立工業技術センター機械技術担当の平岡忠志研究係長が、公設試験研究機関と企業との連携による取り組み事例として、AIを用いた金属研削面の刻印・キズ検査技術の開発について説明した。
最後に、「KANSAI DX AWARD 2024」で金賞(中堅・中小企業部門)を受賞したIXホールディングスの神山大輔執行役員・グループCIOが、同社のDX戦略や製造現場のDX化について講演を行った。
第9回女性のエンパワーメント交流会を開催

3月17日(月)、女性のエンパワーメント交流会を開催、会員企業から女性の役員や部長など36名が参加した。ANAあきんどの新居勇子顧問による「私のコミュニケーションとリーダーシップ」と題した講演の後、山田実和 D&I専門委員会副委員長のファシリテートのもと、質疑応答・意見交換を行った。
新居氏は、「リーダーは行動だけでなく、言葉できちんと伝えることや、社員の表情をよく観察することが重要である」と語った。リーダーに求められる姿勢については、「『人としてこうありたい』という軸を持ち、常に相手の立場で考えることが大切。わからないことは隠さず、弱さも見せる姿勢が信頼につながる」と述べた。
その後の意見交換では、組織文化の変革や浸透のポイントについて、「自部署で成功事例をつくり、それを横展開することが効果的」と強調した上で、「疑問を積極的に口に出すことや、良く見せようとせず率直な姿勢を持つことが組織の成長につながる」と説明した。