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2025年度
2025.11.04
秋季労使セミナーを開催
10月20日(月)、連合大阪とともに秋季労使セミナーを開催、当会会員および連合大阪が所管する労働組合の構成員約100名が参加した。
セミナーでは、京都大学大学院法学研究科の島田裕子教授を講師に迎え、「労働基準法の改正に向けて」と題した講演が行われた。
講師は、改正が予定されている労働基準法について、労働者や事業・事業場の考え方、労使コミュニケーションのあり方、労働時間規制のあり方の三本柱で検討が進められていると述べた。特に労働時間規制については、長時間労働の是正やテレワークの労働時間管理、副業・兼業時の割増賃金、インターバル規制などについて、労働者を「守る」「支える」という2つの観点から時代に即した見直しが必要であり、その際、労使のコミュニケーションが一層重要になると指摘した。



