経済人

関経連NOW

関経連NOW 2021年度

関経連の「今」を伝える特集。当会の活動に関連するテーマについて、その背景の解説や、経済人・有識者等のインタビュー、関連情報などをお届けします。


2022年03月号
未来を拓く税財政制度に向けて ~「中長期的な税財政の見直しに関する提言」~
新型コロナウイルス感染症の拡大により甚大な打撃を受けたわが国経済社会。 いまだ先行きの不透明感はぬぐえないものの、医療提供体制の拡充やワクチン接種などの対策も進んでいる。 コロナ禍の収束を見据え、今こそ中長期的な視点から、わが国の持続的な成長・発展に向けた道筋と、 そのための税財政のあり方を検討する必要がある。 当会はかかる観点から、「中長期的な税財政の見直しに関する提言」を取りまとめ、 2021年12月6日に公表した。ここでは、その主な内容を参考資料なども交えて紹介する。

2022年02月号
関西をD&Iの先進地に──関西D&Iビジョン策定
今後さらに進む労働力人口の減少、そしてコロナ禍等の影響を受け、ますます複雑化し激変する社会環境。 いま、企業にはより柔軟で強靱な経営が求められている。 その実現に必須の要素として関心が高まっているのが、社員一人ひとりの個性や多様性を認め、その能力や 強みを組織の力として生かすダイバーシティ&インクルージョン(D&I)である。 当会では、「関西ビジョン2030」 に関西がD&Iの先進地となることを掲げ、2021年度に新設したD&I 専門委員会を中心に取り組みを進めている。今号では、取り組みの第1弾として昨年11月に取りまとめ、 公表した「関西D&Iビジョン」について紹介する。

2022年01月号
第1期中期計画策定~ステップ・バイ・ステップで着実に成果を出していく3年間に~
当会は2022年度から2024年度までをターゲットとする第1期中期計画を策定、 2021年11月に発表した。 本計画は、2020年12月に取りまとめた「関西ビジョン2030」で掲げた、2030年の関西のありたき姿の 実現に向けて、当会が具体的に取り組む重点事業などをまとめた最初の中期計画である。 今号では、この中期計画の基本的な考え方や重点事業の概要を紹介する。

2021年12月号
わが国がめざすべき国土の姿とは~ 「次期国土形成計画に望む」 を公表~
2050年までの国土の姿や長期的な課題を整理するため、国土交通省の国土審議会が2019年に設置した 「国土の長期展望専門委員会」 では、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による社会変化等もふまえた 議論が行われ、今年6月に最終とりまとめが公表された。そして翌7月に設置された計画部会では、 このとりまとめを土台に、次期国土形成計画の策定に向けた議論がスタートしている。 今号では、国土政策に関する国の議論の流れとともに、当会が関西の視点からの要望を取りまとめ、 9月24日に公表した 「次期国土形成計画に望む」 の要点を紹介する。

2021年11月号
将来の成長に資する税制改正を~ 「2022年度税制改正に関する要望」
新型コロナウイルス感染症の拡大により甚大な影響を受け、その災禍により顕在化したさまざまな問題に直面 している日本。今、問われているのは、経済社会の構造変化をふまえてデジタル・トランスフォーメーション (DⅩ)、カーボンニュートラルの実現に向けた動きなどを推進し、今後の経済成長や生産性向上に結びつけら れるか、そして、こうした成長に資するよう税体系を遅滞なく見直せるか、である。 当会はかかる観点から、「2022年度税制改正に関する要望」 を取りまとめ、2021年9月15日に公表した。 ここではその主な内容を紹介する。

2021年10月号
創立 75年を迎えた関経連~これまでとこれから、" 先駆ける関西 " の実現をめざして~
1946年10月1日、企業家精神旺盛な関西の経済人により設立された関経連は、本年10月、創立75年を迎えた。 設立以来、激動の時代に臆することなく挑み 「産業人の自由なる創意と活潑なる活動を促進する綜合研究機関」 として、関西ひいては日本の発展に尽くすべく、さまざまな実績を積み重ねてきた関経連。
今号では、主に創立70年(2016年10月)以降の5年間の活動を中心に振り返る。

2021年9月号
取り組み加速!「起業街道・関西プロジェクト」
世界から技術やアイデアを集めて組み合わせイノベーションを創出する"オープンイノベーション"や、それを支える仕組みの一つである"ベンチャー・エコシステム"への関心が世界的に高まっている。
こうした情勢をふまえ、政府は、世界に伍する 「スタートアップ・エコシステム拠点都市」 の形成をめざした支援事業を開始。2020年7月には京都・大阪・神戸の3都市等からなる「大阪・京都・ひょうご神戸コンソーシアム(以下、京阪神コンソーシアム)」を「グローバル拠点都市」に選定した。
当会でも2019年5月に 「ベンチャー・エコシステム委員会」 を設置し、2020年7月から「起業街道・関西プロジェクト」を展開している。今号ではこうした取り組みの進捗を紹介する。

2021年8月号
新たなイノベーションを生む関西の研究開発拠点
~関西産業のさらなる飛躍に向けて~

優れた研究開発拠点や産業支援機関が数多く立地している関西。
当会は"関西の将来を支える産業の創出・育成に向けてこれを支える拠点・仕組みづくり"を 産業振興の基本方針の一つに掲げ、こうした拠点・機関の機能強化や利用促進に資する活動を展開している。
今号では、今年度重点的に取り組みを進めていく予定の、「関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市、以下、 けいはんな)」や「SPring-8」、スーパーコンピュータ「富岳」について紹介する。

2021年7月号
D& Iを推進し、関西を「ヒトを惹きつける舞台」に
~ D&IガイドラインVol.1.1 ─企業で活躍したい女性編─~

労働力人口の減少等に伴い、企業や地域の競争力の源泉となる優秀な人材を確保する重要性は これまで以上に高まっている。そして人材確保の成否の鍵を握るのが、多様な人材が能力を最大限発揮し、 活躍できるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の環境整備である。
2013年より女性の活躍推進支援に取り組んできた当会では、こうした情勢をふまえ、今回"企業で活躍した い女性"に着目。蓄積してきた知見も活用して検討を進め、企業が女性の活躍推進への対応を選択する際の 指針となるガイドラインを作成し、2021年5月に公表した。

2021年6月号
ファーストペンギンの心意気で果敢に挑戦していく関西 !
2021年5月31日、関経連は第59回定時総会を開催。役員の選定等の決議のほか、 2021年度の事業計画や予算の報告等を行った。今回の総会も昨年に続き来場者を大幅に 制限するなど、新型コロナウイルス感染症への対策を講じた形での開催となった。
ここでは関経連会長として3期目を迎えた松本会長へのインタビューとともに、 「関西ビジョン2030」の初年度としても、次期中期計画への橋渡しの年としても 重要な意味を持つ今年度の事業計画、さらには2021~2022年度の事業推進体制について紹介する。

2021年5月号
準備加速!
2025年大阪・関西万博

開幕まで4年を切った2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)。
昨年12月21日には万博の 「基本方針」が閣議決定され、その4日後の25日には万博のマスタープランとなる「基本計画」 が2025年日本国際博覧会協会(以下、博覧会協会)により公表されるなど、指針も相次いで決定し、具体的な準備作業が加速している。
当会も政府・地元自治体・博覧会協会との協力関係をさらに深め、開催準備や広報活動等に尽力している。今号では、昨年以降の万博に関する動きや関係者の万博に対する思いなどを紹介する。

2021年4月号
第59回関西財界セミナー
2021年2月4日 「第59回関西財界セミナー」 を関西経済連合会と関西経済同友会の共催にて開催した。
第1回セミナーが和歌山県の白浜で開催されたのは、日本経済が転換期にあった1963年。
以来、関西経済のあり方や将来像を議論する場として継続され、当会が主催に名を連ねた第41回以降は国立 京都国際会館にて2日間開催するのが通例となっていた。しかし、今回は新型コロナウイルスの感染拡大等 の情勢も考慮し、初のオンラインによる、1日開催に挑戦。メインテーマ「危機を乗り越えて創る未来~関 西の底力を発揮するとき~」のもと、542人※の参加者が分科会等にて熱い議論を交わした。
※前日までの申込者数から、当日の参加・欠席連絡を加減した人数。