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2023年度

2023.04.11

労働政策委員会意見交換会を実施

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 3月31日(金)、労働政策委員会では、同志社大学社会学部の寺井基博准教授を講師に迎え、意見交換会を実施した。
 講師は、ジョブ型雇用の定義や導入状況、導入によるメリット・デメリットなどを、メンバーシップ型雇用と対比しながら説明した。また、日本の雇用慣行が、「いつでも、どこでも、なんでも、やり遂げる」という目標必達の働き方を前提としている点を指摘し、その見直しの方向性として、社員区分を複線化に対応したものとし、区分ごとに労働時間や勤務地、業務内容などを約定する労働契約のあり方を提案した。
 意見交換では講話の内容も踏まえ、多様な人材活用のあり方や労働移動の円滑化などについて議論が行われた。