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2024年度
2024.09.27
植田和男 日本銀行総裁との懇談会
9月24日(火)、関西経済同友会、大阪銀行協会、大商とともに、植田和男 日本銀行総裁との懇談会を開催した。
松本正義会長は、賃金と物価の好循環の実現に向けた取り組みや2025年大阪・関西万博への期待を述べたほか、植田総裁に対し、日本銀行が掲げる2%の物価安定目標の今後の金融政策における位置づけについて質問した。
楢原誠慈副会長は、為替の動向が原材料価格に与える影響や東洋紡における設備投資と賃上げの取り組みを説明した。
植田総裁は、日本経済の現状について、一部に弱めの動きもみられるものの緩やかに回復しているとした上で、物価上昇の背景が輸入物価から賃金上昇へと移るなか、今後の賃金と物価の状況を注視したいと言及した。また、2%の物価安定目標について、「維持していくことが適切だと考えている」との回答があった。